2017年11月30日木曜日

治療院での無駄話

 治療院でマッサージをしているとお客様はよく今の話題を話されます。
今日いらっしゃたお客様の話題は大相撲のモンゴル人の考え方が日本古来の考えと違うとのことでした。白鳳の取り組みが終わったあとに立会が成立していなかったとの異議を申し立て土俵からすぐに退かなかったことや、日馬富士の後輩に対する暴力的指導がモンゴル会の縦社会で蔓延しているのでは?との話題を熱を入れてはなされていました。
もちろん、暴力はよくないのは間違いはなく、そのことに対して反省は必要ではあると思いますが、横綱が大相撲を辞めなければならないほどなのか?との疑問も感じ時を忘れお話に熱中してしまいました。
 親方である 貴乃花が相撲協会との面会を断っているとの事実が本当ならどの程度の怪我ななのか?を知ることもできず、少しぐらいの青あざ程度であれば同じモンゴル人会での内輪もめとして示談として済ますことができなかったのかと強く感じてしまいます。
警察は暴力行為の事実と訴えがあれば捜査するのは当たり前で警察の捜査が話し合いを拒む理由であるとは考えられないので、まずは事実関係をハッキルさせるためにも嘘のない事実を貴乃花親方が公にするべきではと感じています。もし、たいした怪我でなく、親方が暴力を根絶するために相撲協会との話し合いをせずに独自の行動をとられたなら、それこそが古来からの話し合いでの円満な解決を望まず、将来のある二人の若者の犠牲の上に自らの主張を通そうとする幼い考えではないかと疑いたくなります。暴力を受けた貴ノ岩関もこれからのモンゴル人社会での孤立も考えられるのではと感じていまいます。弟子は親方の考えに逆らえないのも事実で、親方の頑なな考え方から解き放ち、わだかまりなく自由に話せるだけの度量があってこそ、いままでの相撲部屋の古い考え方からの脱却ではあるのでは?と感じてしまいます。
 厳罰や改革も必要ではあるが、「大らかさが失われている世の中になっているのでは」とお客様がはなされていました。 あ〜あ、面白いお客さんだった。
           能登で一番高い山、宝達山です。標高637m
         訪問マッサージのスキマ時間に写真を撮ってみました。
             私の携帯はNexus5xです。

2017年11月25日土曜日

キャンペーン時の安い金額目的のお客さん

私は腰痛の施術が得意のため腰痛専門の整体院としてチラシやホームページをだしています。五十肩や首の痛みがある人でも喜んで施術をさせていただきます。
 ある機関の統計で治療院を利用するお客様が一番困っているのは腰痛であるとされています。次は肩こりとの結果がでています。
 私の治療院では11月中のキャンペーンとしてチラシ広告で「腰痛で困っている方はいませんか?初回1980円」とのチラシを撒きました。
 お客様のなかにはこの金額目的で特に腰痛で困っているわけでもなく「体が疲れたから腰に痛みはないけれども揉んでくれ」とのお客さんがいらっしゃることがあります。
そういう方は一回限りの初回の安い金額を求めている方なので(通常の金額では来ないことは分かっています)すが、あまりテンションがあらずとも一通りの基本操作をして終わることになります。わたしとしては腰痛のチラシを撒いたので本当に困っている方に来ていただきたいと思っています。慰安のマッサージを求める興味本位でいらっしゃる方が先に一番利用しやすい午後の時間帯に予約を入れると真剣に腰を治したいと申し込みされるお客様が利用しにくくなるので困ってしまいます。
 先週、腰に痛みがあるという男性がやってきました。
 腰のどこが痛みますか?、いつからですか?とお聞きしたところ、「ゴルフをするときに腰がだるくなる」、それではゴルフのどのような動きで痛みがでますか?とお聞きすると面倒くさそうに「今はわからない、とにかくマッサージをしてくれ」とのこと。一瞬、また初回1980円目的の慰安のお客さんだと感じ”イラッ”としましたが、帰ってくださいとも言えない(外見が怖そうだった)ので体のコリを取るようなマッサージを一通りおこないました。
その場では愛想は振りまいても心の中では怒っています。なんとかこのようなお客さんが来ないようなチラシを作りたいのですがチラシは紙面が小さく載せる情報量が多くないので難しく感じています。電話申し込み時に審査でもすればいいのかもしれませんが細かく聞きすぎるのも時間的な制約があり難しく感じています。
あ〜あ、疲れた 通常の金額なら喜んでしますが┅ 
塩でも巻きたい気分です。😖
 
          京都のみやこめっせでのセミナーに参加したときに
       大きな公園の中に珈琲ショップが入った書店がありました。
        石川県の金沢市でもこのような広大の敷地でのくつろぎの場所は
        みたことがありませんでした。京都はすごい!

2017年11月20日月曜日

筋膜リリース

 このブログはわたしの治療院にいらしゃるお客様やこれからマッサージを始めようとされている初心者の方にむけて書いています。そのためベテランの中・上級者には少し物足らないかと思われます。また業界の用語が入り分かりにくいかもしれませんがご了承ください。最近の私の中でのブームは筋膜リリースになります。
来院されるお客様に対し痛みのある部分や痛みの出る動作をお聴きします。
基本、痛みの出ている部分には原因はなく、痛い部分の同じライン上の筋硬結により引っ張れて痛みが出ているものと考えていますのでそのライン上の筋膜を押圧して痛みが減る部分を探し筋をほぐしていきます。一通り施術をしても炎症が強い場合その場では痛みがあまり変わらないことかあります。翌日になっても痛みに変化が無いときは
本当の原因が別にあるのか又は深く筋硬結を緩め切っていないかのどちらかと考えられるので、さらに検査します。しかし、ある程度その場で痛みを減らしておかないとお客様に「慢性状態の改善には時間がかかる」と説明しても納得されないためお客様が感じ取れる程度の結果も必要になってきます。
 先日、庭の剪定をするお仕事の方が来院されました。
その方は年齢は70代の中頃で庭の木に梯子をかけ軸足(左脚)で片足立ちになって長時間作業をなされるとのことでした。今は繁忙期で疲れ気味でもあるとのこと。痛みがある部分はどこですか?とお聞きしたところ
左大腿前面と腰に痛みがあり腰を伸ばすと辛いとのことでした。触った感触では中殿筋と上臀部に痛みの中心がありました。また「前かがみになって作業をしているとまだ我慢して仕事ができる」とのこと。若干、股関節と両膝が曲がり、両上肢も肘を少し曲げた状態が楽な姿勢でした。腰が伸びない要因が身体の前面にあるのでは?と考え股関節を曲げる筋である腸骨筋や大腰筋を検査して筋を伸ばしてみても
その部分の硬さと圧痛はあるが腰や大腿の痛みには変化がありませんでした。肘も曲がっていたため上肢の筋に何かの原因があるのでは?と考え筋の検査をしてみたが痛みの変化がなかったため少し変化のあった臀部の筋を緩めその日は終了としました。
翌日大腿前面の痺れ感は減ったが(頚部前面の斜角筋や胸筋を緩めたため?と思っています。)腰部の痛みはあまり変化がなく、ただ、じっとしていると痛みはあまり感じないとのこと。今は上臀部から大腿後面にかけて痺れが強く感じるとおっしゃていました。翌日も原因の特定をするため頸部筋や肩甲骨周辺などを検査したが痛みの変化が
みられず、再度腰部周辺の検査をしたところ大腿筋膜張筋の押圧で臀部の痛みの変化がみられました。臀部から大腿前面と側面の痛みがあったため原因はその場所から離れている部分にあるのではとの考えがほんのわずかしか離れていない部分に原因の一部があったことを見落とす結果になっていました。

          京都のJPR協会のセミナーにいってきました。
   鶏天が3個入ったうどん550円 立ち食いだと馬鹿にできない味、汁まで飲み干す。
京都駅構内の店舗 壁際の丸椅子で座って食べれます。

2017年11月15日水曜日

有名な整形の先生

 先日、首や肩の痛みがある方が来院されました。その方は地元の接骨院や整形外科、整体など色々な施設にいってもほとんど症状が改善せず、最近はテレビでも有名になった整形外科まで2時間かけてトリガーポイントに注射を打つ治療に通っていると話されていました。
その方は私と同じ町に住まわれていて私が最近、”マッサージ半額のお試し価格”として新聞折込で配布したのを見て試しにとやってこられたとのことです。
その通っている整形の医院では全国から患者さんが集まり大変混み合っているとのことでした。その先生は上腕や肩、首周辺を指で押し「痛みがないか?」と順に聞いて1日に2箇所ほど注射を打っていくとのことです。
この首凝りや肩、腕凝りを指で押して「ここはどうか」と確認し注射つ行為は鍼灸治療法の痛みのある部分を軽く押さえ、ここと関連あるツボで痛みが消えるかを聞きながら鍼灸の針を打っていく方法と少し似ているように感じます。またトリガーポイントや筋膜のつながりのある腕の筋の硬さは首を引っ張って硬さのある腕よりも首に痛みを出すことが昔から手徒の現場では普通に知られています。
 実際、その整形外科での現場を見たわけではなく、お客さんからどのような治療を受けているのかを聞いただけなので正確ではないかもしれませんが、
私も硬くなった筋に圧をかけると押しているところから離れている部位に電気が走るような感覚があると話される方がよくいます。これは施術者なら誰もが経験している普通に起こることで、特に目新しいことではありません。私達は注射の代わりに徒手療法で筋の硬さをリリースしその場所以外にも緩みをだすようにしています。
この注射を打って筋膜リリースをおこなう整形のお医者さんはMRIでの神経圧迫の画像所見があり、首や腰に痛みが出ていてもこの腰痛が筋膜の硬結からきている場合もあることを提起された有名な医師であり先駆的な考えを持つ有名な方のようです。しかし、未だにこのような考えを否定的に考えている医師の方が大半を占めているため通常の病院では解決しない痛みがあるようです。




2017年11月9日木曜日

腎の施術

 背中の肋骨下縁に張り感と腰部の痛み左右大腿後面のしびれ感のような違和感があると訴えるお客様がいらっしゃいました。
その方はレントゲンやMRIで検査しても特に異常がないとのことで、膝や両肩の痛み熱感もあったためリュウマチではないかと診断されているとのことでした。

 まず、初日は臀部やハムストリングス、肩から首回りの硬さをほぐして施術は終了し
1週間後再度来店されたときには大腿後面のしびれ感のような痛みはもう感じていないとのことでしたが、まだ腰の痛み背中の張り感はとれていませんでした。
筋の緊張がそれほど強くないため通常の筋膜の硬結が腰部を引っ張ている症状ではない?と感じたため腎臓の操作を行ってみました。
 長生療術でも臓器の調整法がありますが、その重要性を感じていませんでしたのでいままで使ってきませんでした。最近、日本疼痛リハビリ協会の講習会でも臓器の操作方を勉強しため、再度その重要性を認識しその施術を使ってみました。
下肢の腎の反射点を使って腎部を緩めるのですが緩めている最中に腎が動くような感覚があり膨らみのあった腎部の盛り上がりがさらに少し高くなったように感じました。
施術後はまだ硬さが感じられるものの「腰の痛みは感じていない」とおっしゃていました。
このように何か通常と違う変な感じがする場合や取り切れない痛みがある場合、臓器が硬くなって肩や腰の痛みを出していることがあります。 
長生療術やその他の手技でも肝臓や心臓、腎臓などの操作法があり手技療法の奥は深く勉強がまだまだ足らないと反省しています。
              能登の冬の海です。




2017年11月5日日曜日

筋膜の硬結

こんにちは、私は整体院で日々腰痛のお客さんの体を触っていることが多いです。
私の整体院に2か月まえからいらっしゃるお客様で「長く歩いている(20~30分)と
段々と腰に痛みが出てきて休まないと歩けなくなる」という方がいます。その方は右手の拇指、首の右側(後頭骨下縁と第2頸椎の間に硬さがあり)に痛みがあり、右側の顔面麻痺で顔に痺れのような感覚があるとのことです。腰痛になっている方のほとんどに臀部に硬さが出てるため臀部の硬結を緩め、その他の体の硬さがある部分を緩めてみるが2回、3回目といらっしゃても腰部の痛みはあまり改善していないとのことでした。うつ伏せでの施術が終わり後ろ向きで立ち上がる時の動作、ベットから後ろ向きに脚を下ろして接地し、頭を起こした後に背中を伸ばす
一連の動きで腰部から大腿外側にしびれるような痛みがでていました。
痛みが出ている部分には原因がなく、アナトミートレインに記載されている「筋膜には繋がりがあり、痛みが出ている部分を引っ張ている筋膜の硬結が痛みを出している」はずだと思い身体を触りながら痛みが減るような硬結部位を調べていきました。
本当に小さい硬結でも痺れや痛みを出すことには変わりがないので、一度触っていても適格に押圧しないと見逃すこともあります。脚が地面に着いたときに股関節を安定させる筋である腸骨筋や大腰筋も調べましたが痛みとは関係ないようで、2週間に一度いらっしゃている今度の予約日には原因を突き止めて改善を急ぎたいと考えています。幸い、右手の拇指や頸部の痛みはあまり感じなくなり、顔面の痺れは残っているものの、「テレビの声が聞きやすくなった」と聞いていなかった症状も良くなったとおっしゃていただきました。その方はお医者様からは坐骨神経痛と言われていますが坐骨神経の通り道を狭くし絞扼する梨状筋などを柔らかくすると痺れなどの神経症状が取れることがあります。また坐骨神経からの枝葉の神経でも痺れなどの神経症状が出るため改善する可能性はあります。是非良くなったと喜んでいただけるよう頑張りたいと思っています。

2017年11月1日水曜日

車を持たない方へのマッサージ

1週間に2日(火・金の午後から)のみ保険診療の訪問マッサージをしていますが、現在担当している方の契約が終了すればもう訪問は止めようと考えています。
本当はもう少し早く訪問のない完全な自宅開業をしたいのですが、まだ契約が切れるまでもう少しかかると思っています。
訪問は移動時間がかかるし、症状が重度の方が多いので何故か?疲れがより多く感じてしまいます。
 現在は保険診療の訪問マッサージの仕事が減ったため、自宅で保険がきかない自由診療マッサージをメインにお仕事をしていますが、
昔からのお付き合いのあるお客様(自由診療)で車を運転できないためご自宅まで迎えにいって、終わると送り届ける方が1名様だけいます。田舎なのでお客様のご自宅に迎えに行って片道10分私の治療院に連れてくるのに10分、終わってからの送り届けとその後の帰宅に10分で合計40分かかってしまいます。 今までは訪問診療のマッサージがメインで自宅ではほとんどお客様をとっていなかったため、気まぐれで少しぐらいサービスしても構わないと思っていました。また、送迎代をいただくのは違法にもなります。
 しかし、本格的に自宅で開業を始めるとなると少し負担になる~ と考えてしまします。ご家族の方は車を持っています。しかし、直ぐに今までの方針を転換するのも裏切るようで心苦しいため当分はこのまま続けていこうと考えています。
時々友達から「あんまり来店のお客様が多くないのなら、車をもっていない高齢のお客さんのところに迎えにいって仕事を増やせばいいのではないか?これからは高齢化社会になり免許の返納が増えるよ」とよく言われます。
我が田舎の町は市町村合併があったため広いです。15分や20分ぐらい離れている家はざらで、山間地に行くと30分ぐらいかかるところもあります。また準備も思った以上に時間がかかるのです。送迎で1時間、施術で1時間かかるし、その間に今すぐしてのお客さんから電話があると、直ぐには対応できずに機会損失になってしまいます。一人のお客様のために午前9時にお店を始めても11時までかかりお昼に忙しい主婦には敬遠されることになります。
友達にはそのことを詳しく言うのも面倒なこともあり、笑って「なかなか難しい」と答えています。

その人にどこまで関わられるか!?

整形外科の先生から膝はリュウマチ気味になっているが 「腰は画像診断上問題がない! リハビリ室で治療を受けるように」 と言われ半年通ったが治らなかったという方が 初回お試しということで来院されました。  その方は左右の腰部が硬く 左膝の腓骨頭周辺に痛みがあり 若...