こんにちは、私は整体院で日々腰痛のお客さんの体を触っていることが多いです。
私の整体院に2か月まえからいらっしゃるお客様で「長く歩いている(20~30分)と
段々と腰に痛みが出てきて休まないと歩けなくなる」という方がいます。その方は右手の拇指、首の右側(後頭骨下縁と第2頸椎の間に硬さがあり)に痛みがあり、右側の顔面麻痺で顔に痺れのような感覚があるとのことです。腰痛になっている方のほとんどに臀部に硬さが出てるため臀部の硬結を緩め、その他の体の硬さがある部分を緩めてみるが2回、3回目といらっしゃても腰部の痛みはあまり改善していないとのことでした。うつ伏せでの施術が終わり後ろ向きで立ち上がる時の動作、ベットから後ろ向きに脚を下ろして接地し、頭を起こした後に背中を伸ばす
一連の動きで腰部から大腿外側にしびれるような痛みがでていました。
痛みが出ている部分には原因がなく、アナトミートレインに記載されている「筋膜には繋がりがあり、痛みが出ている部分を引っ張ている筋膜の硬結が痛みを出している」はずだと思い身体を触りながら痛みが減るような硬結部位を調べていきました。
本当に小さい硬結でも痺れや痛みを出すことには変わりがないので、一度触っていても適格に押圧しないと見逃すこともあります。脚が地面に着いたときに股関節を安定させる筋である腸骨筋や大腰筋も調べましたが痛みとは関係ないようで、2週間に一度いらっしゃている今度の予約日には原因を突き止めて改善を急ぎたいと考えています。幸い、右手の拇指や頸部の痛みはあまり感じなくなり、顔面の痺れは残っているものの、「テレビの声が聞きやすくなった」と聞いていなかった症状も良くなったとおっしゃていただきました。その方はお医者様からは坐骨神経痛と言われていますが坐骨神経の通り道を狭くし絞扼する梨状筋などを柔らかくすると痺れなどの神経症状が取れることがあります。また坐骨神経からの枝葉の神経でも痺れなどの神経症状が出るため改善する可能性はあります。是非良くなったと喜んでいただけるよう頑張りたいと思っています。
2017年11月5日日曜日
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