2017年6月25日日曜日

チラシまきその後

 5月の末よりチラシを撒き始め目標の3000枚を6月後半までに撒き終わりました。
 途中、2000枚を撒き終わった時点でふくらはぎの痛みが出始め1週間ほど活動を休み(訪問マッサージと地元のお客さんのマッサージは休まず)、回復して小高い台地の住宅街に撒き始めると、こんどは原因不明の下痢と吐き気におそわれました。たぶん、暑い日に階段の多い住宅街を小走りにチラシ配りをしたため身体が悲鳴を上げたのではと思います。また、布のエコバッグにA3のチラシを詰め込み3時間ほど歩き回ったためエコバックの持ち手が肩にくい込み、右肩の痛みは今も続いています。その後軽いぎっくり腰になったり6月のこの一ヶ月はづっと体調不良が続いています。若い人と同じチラシを撒く課題に取り組んではいますが、身体はもう若くないとつくづく感じました。
 体調がすぐれないと気力も湧かないためこれからは少し目標を少し下げて今後の計画をたてて行きます。 新しい場所で新規開業を目指すため、今までのお客さんに迷惑がかからないように、新しい場所4、今までの場所3の割合で活動を続けていきたいと考えています。

2017年6月20日火曜日

お話好きなお二人の来店

 時々、女性のお客様が二人連れでいらっしゃることがあります(初めてのお店で一人でくるのが不安に感じられ一緒に来店されたのでは?と感じることがあります)。
私としては二人分の収入が見込め嬉しいですが、お体の痛みの経過などを詳しくお聞きしたいのに世間話しが続き過ぎて、治療に集中出来ないことがたまにあります。
ある程度お体の状態をお聞きした後はお客様の世間話は半分程度聞き流すような
態度でお体を触っていきます。
 注意深く原因と思われる部分に指を沈め、身体の固くなっている組織を特定しその部位を圧迫した状態で普段の痛みの出る動作をしてもらうことで痛みが減ればその部位が痛みの原因であることがあります(原因が重なっている複合的な場合は、痛みが少し減ることになります)。  
 友人伝てに「あそこの店主はあまり話さないので俺は嫌われているのかと?思った」とのお話をお聞きしたこともあります。 私としては無愛想で無口になっているのではなく頭のなかでどういう状態でこのようになったのか?どこからすればより早く緩むのかなど、色々頭を巡らせていて、お体の状態が複雑な方ほど無口になってしまいます。
 お二人で一緒にいらっしゃた場合は最初の方ほど集中力は続きますがお二人目になると少し集中力が途切れ気味になることがあるため(休憩が少し欲しいので)
私の治療院では最初に受けられたほうが良いと常々感じています。
    
のと里山海道のトイレの窓ガラスで強風に耐えるカマキリです。
                      

   

2017年6月15日木曜日

腰曲がり

脊柱は円柱が積み重なった形状をしていて圧迫骨折で潰れるとお腹の側のほうが潰れやすく(背中側には棘突起があり骨の構造が厚く潰にくい)それが重なると腰曲がりになってきます。昔は農作業で腰を曲げ続けながらの作業が多かったので腰の曲がっている方が沢山いらっしゃいました。この腰曲がりの姿勢は上体が前に倒れるのを防ぐため股関節が屈曲し外に開く「がに股」の姿勢になってしまいます。そうすると脚の外側により多くの重心がかかり脚の外側の筋に緊張が出てしまいます。また極度の腰曲がりの方は肋骨が下腹部を圧迫しお腹がチクチクすると訴える方もいらっしゃいました。
 いま私が担当している患者さんに膝の痛みと足関節の浮腫がある方がいらっしゃいます。この膝の痛みや浮腫は臀部から下肢の外側の緊張を和らげると取れてきますが、日々の「がに股」の姿勢が続くとまた浮腫や痛みが起こってきます。根本の腰曲がりが改善しないと下肢の外側の緊張が続くためこれを改善したいのですが現在のところ圧迫骨折による腰曲がり解決策がありません。(深部の腸骨筋が硬くなり腰を伸ばせない人もいるのでそのような筋・筋膜性の腰痛の方は腰部の緊張を取り除けば腰は伸びるようになります。)
加齢による筋力の衰えも腰を伸ばす筋の衰えにもつながっているため、日々の無理のない体幹の運動をしながら筋力の維持していくことが躓きによる転倒や膝や浮腫の出にくい状態が維持できるのではと感じています。
腰を触ってもらっているのが私です。

2017年6月10日土曜日

ネット集客

レンタルルームを借りて腰痛のチラシを撒き、実際にある街で施術をおこなってみました。受けた方の感想で「今までそんな場所を触られたことはなかった」とのお話をいただきました。その方は接骨院やカイロプラティックに行ったけど良くならなかったとお話されていました。接骨院では痛い腰に15分ほど電気をかけ少し触って終わりなど、本当の原因を探し切っていないように感じます。今、インターネットで集客されているグループ化された治療院は資金力があり教育がしっかりしていますが、広告に長けてはいても技術面では平均的だと思います。本当に実力があるものは雇われても独立してもっと上を目指すのではと想像します。腕のいい鍼灸師やマッサージ師などは技術が良くても広告をすることの発想すら無い方がいらっしゃいます。広告をしなくても口コもで人が集まっているのも現実です。
しかし、地域のコミュニティが崩れはじめ繋がりがあまりない若い方はネット上でしか
情報が入りません。広告に長けている治療院はそんな方なども多く集客し収益を上げているようです。しかし本当の原因を探し出せる治療院に出会わないと腰痛の原因が特定できずに何度通っても良くなることはありません。
若い方や忙しい方はきれいなホームページで集客対策をしたお客様の口コミなどで判断するしか無いようですが、一部しか知られていない凄い治療家もいるので少し違ったアンテナを張ってみてもいいのかもしれません。
私は日本長生会の会員ですが電話でどこか推薦してくださいと尋ねられたら金沢の木村幹成先生をご紹介します。

2017年6月5日月曜日

業務の切り替えを少しづつしています。

 わたしは以前は訪問マッサージの保険診療を中心に仕事をしていましたが、ある不正業者が架空申請で保険を悪用し社会問題となったこともあり、いままで正しく行っていた保険での施術適用が厳しくなり、石川県の医師会から「保険でのマッサージを認めないように」との支持が出たこともあり、大きな病院から診療所にいたるまで、医師からの保険でのマッサージの依頼が出なくなってきました。
病院でなかなか改善しない腰の痛みや歩行の改善などを依頼され(保険診療で点数が決まっているのであまり金額を多くいただけないですが)地道におこなってきたと思っています。自宅で整骨院をしている方は準備や移動時間がなく繁盛すればまだ儲かるとおもいますが訪問マッサージの場合は30分離れた場所に行って施術すると移動時間往復1時間、施術時間40分ぐらいで準備を含めると2時間近くかかってしまいます(平均片道15分ぐらい)。
また施設訪問マッサージでは入浴時間帯は訪問できませんとか、昼食11時半までに食堂に集まるため11時までに施術を終わらせないといけないなど、色々時間の制約があり、こちらの時間で動くことが出来ません。保険適用の方のスケジュールを組んでもあまり多く出来ない事情もあまり儲かりません。また保険適用の訪問マッサージが終了したあとも続けて来てほしいとの依頼があり、自宅営業に切り替えたくてもなかなか出来ない現状に困っています。
生活できる程度の仕事量があれば続けたいのですが、まだ契約している方が数名あり、訪問時間が午前10時頃から午後の3時頃までが多いため自宅営業で一番来ていただける時間と被ってしまい、どっち付かず状態になっています。病院勤めのマッサージ師や理学療法士や作業療法士の方には技術では負けていないと思っていますが、いままで数回の時間をかけて治療していたので、これからは1度である程度改善をはっきりと示す必要もあり、さらなる技術向上をしなければなりません。今まで普通の整体院の方があまり経験していないような難病の方などの経験値もあり多少のことでは動じません。地域ナンバーワンを目指して頑張りたい思っています。

2017年6月1日木曜日

腰の痛みの原因は一つではない

腰に出る痛みの場所は似かよってはいるが、その原因は様々です。
85%が原因不明であると厚生労働省の統計に基づいた結果が出ているようです。
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、分離すべり症など画像診断と一致した原因がはっきりと特定された腰痛は15%しかないと発表されています。
逆に、腰に痛みの無い健康な方で画像所見(MRI)では神経の圧迫が見られても症状が出ていない方もいらっしゃいます。腰部は身体の中心にあるためあらゆる場所からの影響を受けることになります。 こんなところに原因が!と思わせる筋膜の繋がりの書籍「アナトミートレイン」が7年ぐらい前に話題になり、日本でも肩こりの新発見として筋筋膜の治療法がNHKのためしてガッテンで紹介されました。要するに痛みの原因は筋膜の繋がりによって離れた場所に原因があるとのことです。筋膜は筋肉と内蔵の表面を覆っていて正しい位置に固定しているが、筋が硬くなり筋膜どうしが癒着するとその筋が動けなくなります。そして筋膜によりその繋がりのある他の場所を引っ張ることになるため、少し動かすだけで痛みが出るようになります。例えばふくらはぎの筋硬結が腰の痛みと動きの制限になったり、腕や首などの筋硬結も原因となることがあります。
筋硬結のできる場所はその人の生活習慣やスポーツなどでできる場所が違いますが、
普段何をやってその筋肉が固くなっているのか?を特定することも大切になってきます。また、どこの筋硬結が腰の痛みの原因であるのかを探し出すことが腰の痛みを改善させるポイントとなってきます。痛みのある腰だけを揉んでも腰の痛みはあまり変わらないため正しい評価のできる治療家が少ないことが腰痛が治らないことにつながっていると
思います。

その人にどこまで関わられるか!?

整形外科の先生から膝はリュウマチ気味になっているが 「腰は画像診断上問題がない! リハビリ室で治療を受けるように」 と言われ半年通ったが治らなかったという方が 初回お試しということで来院されました。  その方は左右の腰部が硬く 左膝の腓骨頭周辺に痛みがあり 若...