2019年5月29日水曜日

その人にどこまで関わられるか!?

整形外科の先生から膝はリュウマチ気味になっているが

「腰は画像診断上問題がない!リハビリ室で治療を受けるように」

と言われ半年通ったが治らなかったという方が

初回お試しということで来院されました。

 その方は左右の腰部が硬く 左膝の腓骨頭周辺に痛みがあり

若いときに はしごから落ちた入院歴があり、腰は以前から何回もぎっくり腰を繰り返し

ていて最近では座っていると辛いので なるべく横になって寝ているとのことでした。
 
また寝返りで腰の痛みがでるとのことでした。

病院でのリハビリ室に通ったが

ほとんど腰の痛みは変わらなかったとのことでした。

私もあん摩マッサージ指圧師の資格をもっていますが

病院勤めをしたことがないので うまく表現できませんが、

保険診療でかけられる10分程度の時間で

痛い部分に電気を当てる、痛みのある部分だけのマッサージ

だけでは対処療法でしかなく 

根本的な腰部の緊張を取り去り

その緊張している筋のソバを走行している神経や血管の引っ張りや

圧迫を取り除くような施術をおこなわないと

症状に変化が起きないのでは? と思いました。


その方の腰部には左側に縦線のような硬い部分があり 

筋組織が石灰化しているような部分もありました。

相当左右の腰部が硬くなっているため1回では改善が難しいとは感じたため

「痛みの大幅な改善には数回かかりますが ┄」と言って

次回の施術をおすすめしたのですが

いろいろ予定があって難しいとのことでした。


ここからは憶測で感じたことなのですが、

年金生活者の生活では思い切って一度来店されてもその次は難しい方もいる

のはしょうがないですが 保険の利かない整体でお店をしているため

一回の施術料を2千円以下にすることが 私としても難しく

(家賃が重くのしかかるため)、数回分をもっと安くしてあげたい気持ちもあったのです

が その言葉を言い出すこともなく 

「様子を見て次回来れたら来てください」とお伝えして

その方は帰られました。

その方にとっては2千円がお金をだせる最高額で

その他を犠牲にして来店されているかもしれず、

もっとなんとかしてあげらなかったのかと思ってしまいます。

また別の人から言われたことがありますが、

「今の状態が治るならいくらかかってもいいの!」と言われた

かたも以前いらっしゃいました。

もちろん定額しか頂いてませんが┄


通常の腰痛であれば1時間程度である程度痛みは軽減しますが、

そうでない場合、1時間を超えて施術しても少し軽くなった程度で

時間が立つとまた痛みが元に戻ってしまうことがあります。

時々 まだ若いのに(60代ぐらい)杖をついて歩いている方を見ると

膝や腰を手術される前に腰部や膝の しっかりとした施術を受ければ

改善することが多いのでは?といつも感じてしまいます。

ただ、ふといつもと同じように声を掛けることもなく

その方の 後ろ姿をみて

 いつもの思いがよぎっただけでした。

それ以上に関わっていける人が

その方の周囲を含め 世の中を変えれるような

心の広い変人なのだろうと思います。

私はどうしても生活のことを考えると躊躇してしまいます。

その人にどこまで関わられるか!?

整形外科の先生から膝はリュウマチ気味になっているが 「腰は画像診断上問題がない! リハビリ室で治療を受けるように」 と言われ半年通ったが治らなかったという方が 初回お試しということで来院されました。  その方は左右の腰部が硬く 左膝の腓骨頭周辺に痛みがあり 若...