2017年9月10日日曜日

筋・筋膜性の腰痛は筋膜を触診できる人にみてもらって!

 随分昔のお話ですが、私の地方の昔のお医者さんは画像検査で腰部の神経圧迫の所見があるとオペの技術を維持するためにも手術を頻繁におこなってきました。
ある人の銭湯での笑い話に、「丸裸になった年寄りの腰やお腹に手術跡の無いものは珍しい。昔は何でもすぐに切った。俺もあそこの医院で腰の手術をしたが、まともに治ったのは俺とそのほか一人ぐらいしか知らないよ!」との話を聞きました。
多分、ずいぶん盛られた話しではないか?と思いますが、昔は虫垂炎でも盲腸を切っていました
今は腰痛に筋・筋膜が関係している症例がたくさんあることが分かってきましたが、つい最近、10年ぐらい前までは整形の医師でもあまり知らなかったようです。そのため手術をして痛みが取れなかった例が沢山あったのでは、と推測されます。
しかし、未だに直接筋膜を触って検査する医院が少ないようで画像で神経圧迫が見られず
腰に痛みがあると原因を特定することが難しく、「年だからしょうがないですよ」と言われた方が私の治療院にいやっしゃたことがあります。脊柱管狭窄症やヘルニアと診断されたなかにも一部
筋筋膜性の腰痛も潜んでいるのでは?と疑う方もいらっしゃるので筋・筋膜を触診できる人に一度、見てもらったほうが良いと思います。
              紅葉が始まっています。

            わたしの時々散歩する公園での秋の光景です。


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