2017年9月15日金曜日

沢山ある手技の沼にはまらないこと

この業界では色々な手技があってそれぞれの系統の流派に所属して日々研鑽を積んでいる方がたがほとんどだと思います。私は長生療術を基本とした長生学園を卒業しているので基本は長生でありますがその他、指圧の増永静人先生やオステオパシー、長野式の本やビデオなどで衝撃を受け、多少の影響をうけています。最近は日本疼痛リハビリ協会のセミナーに通って筋・筋膜リリースの勉強もしています。
思うに一つの流派の手技を突き詰めて技術をたかめることが大切だと思いますが、
いま活躍されている忙しい先生は後進の指導などの余裕もあまりなく、地方では交流会もあまりないため、それぞれが独自で勉強を進めて行くしかないように感じます。
しかし、自らが所属している長生療術でも手技が沢山あり、その手技を極めていくだけでも大変な時間がかかるのに、他手技をも勉強するとなるとどれだけ時間があっても足らなくなり手技の深みの沼にはまり込んで収集がつかなくなってしまいます。
しっかりとした軸と自分に何が足らないのかを把握して計画的に勉強を続けていかないとお金と時間を浪費してしまいます。
むかし、長生の専門学校に通っているときに鍼灸の免許を持っている人や整体師の方が長生学園の学生として何人もいました。また長野式のキーコスタイルを打ち出した有名な松本岐子先生は色々な多方面の方の教えをうけ現在のキコスタイルの鍼灸に取り入れているそうです。 それぞれの方が独自性を出しつつ、自分では解決できないお客さんがいるとその解決策を求めて色々と勉強を続けていくのではと思います。
それでもその答えにたどり着けない日々をおくっている方がほとんどだと思いますが、それを解決できれば段々と凄腕に近づいていくのでは?と妄想しています。

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