2017年3月29日水曜日

腰の痛みのほとんどが原因不明といわています。

腰痛の原因は70%以上が原因不明と言われています。画像検査で脊柱管が狭く神経が圧迫されていても痛みを感じていない方は沢山いると言われています。腰の痛みと画像検査の結果が必ずも一致していないことがあるため、私は念のため、痛みの出ている部分の繋がりのある筋を順に調べていきます。そして硬結のあるところを評価して痛みの変化があるのかを確かめます。
一通り施術をした後、その日は終わりになりますが、10分の3とか2とかの取り切れない痛みが残ってしまうことがあり、別な日にさらに関連のある部分を探っていくことになります。長年痛みを抱えている方は原因のある部分が複層に重なっていることがあり、メインの痛みが取れると別の隠れていた痛みが出てくることがあります。
わたしのお客さんに果樹の選定で腰を伸ばしづづけて作業をされるとだんだん腰が痛くなってくる方がいます。腰の痛みというと背面の腰部から臀部んにかけて原因であるようなイメージがありますが、腰を反り続けるときに使う筋は体幹の深部筋(腸骨筋)が原因となっていることが結構あります。この筋は鼠径部の上のほう、お腹側からしか触れないので大腸を触っているように感じるかもしれませんが、所在のはっきりしない腰部全体としての痛みを感じるとのことです。

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