今から2昔ほど前は、腰痛で受診すると画像検査で脊柱管が狭窄している
とすぐに手術を勧められ 手術後、腰の痛みが良くなら無かった人が
多かったと聞いています。
最近では手術に至る考え方も変化し、たとえ神経の圧迫した画像があっても
半年の経過観察を追うのが通常となっています。
いまでは内視鏡術での手術の技術の進歩など
負担のあまりかからない手術を受けることができるようになっています。
また画像検査のみを偏重しない新しい検査にもなっているようで
今まで田舎の民家でマッサージをしてきました。
今までの骨の状態と関節のみを重視した検査から
アナトミートレインの人体の筋膜の繋がりによる
理学療法的な検査を行っている施設も増えているようです。
今でも手術後、通院を幾度も重ねても腰の状態があまり改善せず
手術前と同じ痛みを持って私の整体にやって来られる方が多くいらっしゃいます。
このような方は関連する筋膜をほぐすだけで腰痛が軽減する方が
意外と多いと感じています。
治療技術が進歩した現在でも未だに以前の治療を主流に治療を行っている治療機関が
まだあるのが現実のようです。
私は能登の地区で介護施設に入所されている方の訪問マッサージをおこなっていますが
入所者の腰痛をどのような方法で軽減させたかを
リハビリの年配の職員さんに聞かれたことがあります。
世の中にあるリハビリ施設、整体、整骨院、鍼灸院などの施設でも同じです。
新しい視点を持って研鑽されている良い施設もありますが
そうでない施設もあります。
腰痛でも筋のつながりによる筋膜リリースや内臓下垂、経絡指圧など色々なアプローチが
あり、自ら望めば色々な情報がネットにあふれていて その情報をもとに
お金を出しセミナーを受講すれば確実に最新技術を受講できる世の中になっています。
医療機関も最新の技術や考えを取り入れようとする施設と
そうでない施設があるようです。
しかし医療機関は広告規制が厳しく世の中に表現できにくくなっています。
何が先進的でどこが今までと間違っていたのか?
昔の常識であったことが今では時代遅れと思われることがあります。
腰痛治療も変革期にあると思っています。整形の医師でも筋膜を触り分ける技術が
必要になっているのではと思います。
そうでなければ必要としない手術を繰り返し
無駄の費用と結果の良くない状態を作り出してしまいます。
あまりに田舎過ぎて住んでいる人が少なく店舗を森本に変えました。
この場所で時々、近所の方を施術しています。
家の前に神社があります。
2018年7月20日金曜日
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