障害を一部取り除くことで自ら回復していくものである。治療家は悪循環を止めるお手伝いをするだけ。
慢性痛は脳が学習した痛み、痛みの出る動作や恐怖心を記憶し、その動きや行動をなるべくしないように記憶する→これを学ぶことで、痛みがでる動きをしないようにする→脳の手を動かす領域での脳の活動が衰える→脳の低下、刺激の閾値が下がる 5段階の刺激で感じていた痛みが 2段階の低い刺激でも感じるようになる。
本来なら処置がなされ急性期の症状が回復すれば痛みはなくなるはずだが 慢性腰痛として移行していくのは痛みのある部分以外にも原因がありこれを取り切れていない可能性もあるが、
上記のような脳の痛みの記憶、さらにトラウマなどと結びついた心の痛みの問題もあることがあることをアンドリューワイルの本にも書かれています。
「人はなぜ治るのか」「癒やす心、治る力」とか多数。
そして痛みと現実に向き合い痛みの行動分析評価することで
痛みが出るの一部の原因を未然にケアすることができることもあるようです。
例えは脊柱管狭窄症で腰椎の前腕が強い→背中側に重心がかかる後ろに倒れる→これを補うために胸椎が前に出る(円背気味になる)頸部が前に出る→頸部や肩甲骨周辺に緊張が出やすくなる。
頚椎や胸椎が緊張し動かなくなっていると腰椎部分がより代償的に動きする状態になってしまうことがあり、腰椎の過前弯の状態で動きすぎると閾値が下がっている腰部にさらなる痛みを感じさせることになるようです。
このような場合は動いていない頸部や胸部を動きやすくすることで脊椎としての全体の動きがスムーズになり腰部の動きすぎる状態が改善されることがあるようです。
その方が肩甲骨周辺や頸部、臀部などの緊張をとりなるべく正常な脊椎の状態にすることで腰部の過前弯を減らしことができ、全体のバランスが整います。
手先をよく使い前かがみの作業が続くと猫背姿勢での背中や首の疲れが出て
周辺が硬くなる→背部の脊椎が動きづらくなる→代償的な腰部が動きすぎで負担になる
→腰部に痛みが出る。
このような日常生活の悪習慣を認識し改善することで慢性的に感じている脳を痛みに強くし日々の生活で痛みが出ないように改めて行くことができると思われます。
実際、腰部の過前弯で分離症がある方の円背の症状、肩甲骨や胸郭、頸部など緊張を緩めると日々の生活で腰部の痛みがあまり感じられなくなる期間があり、頸部や肩甲骨周囲の疲れが出てくると腰部の痛みも辛く感じ日常生活にも支障が出るようです。
日々の生活での行動を意識する、しかし趣味は積極的におこなって疲れが出ればケアを怠らないように心がけると生活の質が改善するものと思います。
慢性痛でお悩みの方は 「痛みを理解しようー10分でわかる痛みの対処法」 という
ユーチューブ動画もすごく参考になると思います。
私は気分転換に海の海岸線散歩に出かけます。
今年は能登の海が荒れている日が多く、色々な物が流れ着いています。
日本海の対岸からの漂着物のほとんどが漁具のようです。
ハングル文字か?
日本製のペットボトルなども多数ありました。
体感で重さが10キロぐらい、長さ60センチ、直径20センチぐらい 動かすと結構重く感じます。こんな重いものが流れ着くのか? おもりに固定されている数本の縄が千切れて30センチぐらいの長さになっています。
毎年ボランティアで海を清掃する町の恒例行事があります。
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