2018年2月5日月曜日

隠れていた痛み

今日は朝から雪が降り続き一日に3度も雪すかし(雪かき)をしました。
そのためブログを書く余裕もなく、車を道まで出すための除雪を何度も繰り返しました。このような天候ではお客さんの来店もほとんどなく、予約のお客さんからもキャンセルが入ってしまいました。しかし、それでもお客さんが車を止めれるだけの広さの除雪をしないと、と思い朝一番で雪かきを終え、昼頃になるともう除雪をしなければならないぐらい積もっていたため、もういい加減しつこいな!と思いながら渋々除雪をしていました。 

 さて、私の治療院にいらっしゃるお客さんは腰の痛みを訴える方がほどんどですが、それ以外にも膝の痛みや背中、首、肩こりなどを伴っている方がほどんどです。そのようなお客さんは一番痛みが強く感じる腰の痛みが減ってくると、「実は膝も痛いんです」とか「首、肩の痛みがあるんです」とおっしゃれる方が多くいらっしゃいます。
 2箇所の神経の痛みがある場合、  太いほうがより痛みが強く感じられ、他方の細い神経の痛みは脳では認識されなくなっているという特徴があります。
そのためいままで強く感じていた腰の痛みが減ってくるともともとあった別の痛みを感じるようになってきます。
年齢を重ねるにあたって普段の生活習慣の影響で徐々に身体のいたるところに変化が起こっていて我慢できなくなって初めてなんとかしなくては!と治療院にやって来るのだと思います。そのうちの一箇所をほぐし痛みが取れたとしても隠れていた別の部分の痛みがでてくることがよくあります。
たまに肩こりが辛いとおっしゃられているお客さんに話を聞くと、若い頃からもう何十年も肩コリがあったとおっしゃれる方が結構います。それで「なんか最近肩がこってきたな〜、普段なら一週間もすれば自然に忘れられるのに今日は我慢ができなくて!」とのこと。実は内在的に肩こりをづっと抱えていて何かしら無理をして体調が悪いときにでてくるようですが、一回の施術で痛みが取れたとしても根本的に改善になってないためまた同じような症状が出てきてしまいます。
肩の痛みには色々が原因があって心筋梗塞があって関連痛により左肩に痛みが出ている方、肝臓は右側、また肝臓自体が大きく重いため臓器が下がってくると右側の腹膜も下がり腹膜は筋膜とのつがなりから右側の肩、首などのつながりのある筋膜を引き下げるための特有の肩こりが起こることがあるようです。そのため肩だけを揉んでいても数日しかもとないことが起こります。
スーパーオフシャル・バック・ラインの緊張がある場合は全体のつながりを調べて腰部だけほぐしても
つながりのある別の部分を残していては痛みが取り切れないばかりでなく、また戻りが早くやってきます。痛みのある局部だけの視点だけでなく全体をみての治療が大切になってくると色々な教本には書かれています。

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