2017年7月6日木曜日

苦手な人

 腰の痛みで来院される方はいっぱいいらっしゃいますが
個人的に苦手なかたに腰部の痛みが強く、1時間の施術ではなかなか取れない方が「取れるまでなんとかしてほしい」との希望を繰り返し話され、その依頼に対しておまけで延長してもあまり変わらないことがあります。以前、腰椎の分離すべり症の診断を受けていた方が今まさに、腰の痛みに耐えきれないので、なんとかしてほしいとのことで来院されました。施術をするも時間内にあまり痛みの変化がなく、私は「腰などの炎症がピークにあり痛みが強い場合は、関連の筋で緊張のある部分を緩め、関節を正常な位置に戻しても炎症の痛みだけが残ってしまう場合があり、時間が立って炎症が収まるのを待つしかない場合もあります。こういうときには痛いところに湿布を貼ってゆっくり休んでください」、また「状態は悪く原因が複数あるときには一度に変化させることが難しいこともあります。」と説明することがあります。
しかし、お客さんにとっては痛みがその場であまり変わらないときには納得できない方もいるので「あとで徐々に炎症も収まってきます」、とか「後数回しないと痛みが取れません」とか説明しても、今なんとかしてほしいと繰り返し訴えられます。結局2時間超えの施術(次の方の施術が出来ないほど疲労困憊になります)をしてもその場では少ししか痛みの変化がなかったのですが、後のなって楽になったと旦那さんが来店して教えていただきました。(私としては2回施術を受けてほしいのに〜と思うのですが)、それ以来その方は半年以上のあいだ痛みが出なかったとのことですが、また最近「痛みが出始めたのでまた来店したい、このあいだはとても楽になった」との電話があったときには、また来店する?と聞いてゾッとしました。 ああ、こういう我の強い方は苦手だ! 一回の施術料金でなんとかしてほしいとの考えが強い人は人の話を聞かない、どうして逃げようかと真剣に思うことがありました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

その人にどこまで関わられるか!?

整形外科の先生から膝はリュウマチ気味になっているが 「腰は画像診断上問題がない! リハビリ室で治療を受けるように」 と言われ半年通ったが治らなかったという方が 初回お試しということで来院されました。  その方は左右の腰部が硬く 左膝の腓骨頭周辺に痛みがあり 若...