2017年5月1日月曜日

保険でのマッサージが少しづつ変わってきています。

現代医学の侵襲的な手術や薬による治療法以外にも穏やかな東洋医学的な治療を求められている方もいらっしゃいます。また、ホームページなどの広告には整体、推拿、マッサージ、鍼灸などお客さんにっとて違いがよくわからない慰安施設や治療施設などが数多く掲載され需要の高さを伺わせます。私の治療院は介護医療施設や個人宅に訪問治療を中心におこなってまいりましたが、団塊の世代の方々が高齢化を迎え健康保険の財政難で保険適用のマッサージがあまりみとめられないようになったきました。特に石川県の医師会から医師の同意書を出さないようにとの指示が出てからは診療所のような小さな施設からも同意書があまり出なくなってきました。 (病院も大変なようで診療報酬の一部引き下げがあったため若い理学・作業療法士など子供にお金がかかる家庭でも給料が上がらず不満があると聞いたことがあります。)
そのため現在、収入が大幅に減り自宅店舗での治療を中心に行わざるをねない状況になっています。またさらに人口減少により保険料の自己負担率が増え続けることが予想され、保険診療の点数が減る傾向もあり、保険に頼ってきた整骨院や治療院は実費での治療に切り替えなければならないように感じます。
さらに今後、10年先を考えると集落の過疎化が進み地方の中核地に人口がまとまることによりより手厚い公共サービスがおこなわれ郊外の店舗より(高齢者は車の運転が難しくなるため)中心部に近い店舗での営業を展開していくほうがお客さんにとっての利便性や収益性が高まりより長く安定して営業をつづけられるのではと考えています。
今、私の治療院は郊外の静かな周りにあまり家の無いところにあります。国道から離れているため木々に泊まる野鳥の鳴き声が常に聞こえています。最近は鶯の鳴き声がよく聞かれます。わが町は人口1万5千人、比較的隣の市に近いが、この市も過疎化の波が押し寄せていて本来の市の人口を満たせないでいます。一般に治療院への通いやすい方は1.5キロ圏内にお住まいの方といわれています。自宅を治療院として訪問マッサージと自宅治療をおこなっていますが今後どうしようかといろいろと考えています。

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