2017年3月26日日曜日

筋・筋膜治療

私が卒業した長生学園は東本願寺派のお寺の住職で治療家の柴田純宏先生が戦前にほとんどの方が医者にかかれなかった時代(当時は高額な金額がかかり現在のように病院に行けなかった)に社会福祉の向上をせんと発願して長生療術を創始されたとなっています。
そのお寺は現在も川崎市鶴見区にあり治療院も併設されて年に2度勉強会が開かれています。勉強会はお寺の本堂でおこなわれるため早く会場につくと、人もまばらで天井の高い空間に阿弥陀如来の御本尊が鎮座されていて透明な空気感を感じます。
また本堂の近くに小部屋があって、かって皇室の治療でいただいた加陽宮家からの金杯や木杯、貞明皇太后御下賜品と書かれた御人形や御香炉が展示されています。
 かって純宏先生は長生療術のなかで揉んだり、ただいたりするより組織を伸ばすほうが危険がなく身体にも良いと話されていました(筋膜は押して伸ばすと癒着{しわ}が取れやすくなります)。いま流行りとなっている筋膜マッサージとほぼ同じような手法をすでに100年前ぐらい前からされていました。2015年11月22日にNHKためしてガッテンで放送された筋膜治療法や雑誌日経ヘルス4月号で紹介されている筋膜マッサージで記載されていて気になる方はご覧になってください。ユーチューブで筋膜ストレッチ体操で検索すれば載っています。

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