2018年5月10日木曜日

最近の失敗


痛みを強く意識させない
患者さんが触らないと分からない痛みのある部分を強く押圧することで
痛みをより強く感じ意識させてしまうため
圧迫しすぎないことが大事です。

もちろん痛みが出ている部分を改善するためにつながりのある筋膜を
操作し、まだ痛みますか?と聞くための押圧は必要ですが

私の今回の失敗は施術終了時点で見つかっていなかった痛みをみつけその部分を強く圧迫したことで痛みを感じさせ不安にさせたことです。(当初訴えていた左腰の痛みや痺れなどは3回ほどの施術でほとんど感じなくなったのですが)

先日4日前から左腰が痛み股関節辺にしびれを感じているという男性が来院されました。

1回目は検査をして左仙腸関節を押圧すると痛みが減ったためその部分と
それ以外に慢性的な肩こりがあったため肩や頸部の操作をして終わりにしました。

2回目にいらっしゃたときには打ち解けたのか色々お話になり今度休日に仲間内で長距離を走る計画になっていて、そのため毎日のように走っているとのこと。
脚の後脛骨筋や内転筋、ハムストリングスなどにも強張りがみられました。


3回目いらっしゃたときには「腰の痛みはほぼ無くなったがしびれはまだある」とのこと
首を触ると胸鎖乳突筋や斜角筋に強張りがあったためデープフロントライン上の
大腰筋や腸骨筋などを緩めてみました。
その後、立ってもらい「痺れはどうですか?」とお聞きしたがあまり変化はないとのこと。

その方はただじっとしているだけで左股関節に痺れが出ていたのですが、
腸脛靭帯を押圧するとその股関節周囲のピリピリとした痛みがあまり分からなくなるとのことでした。

そのため臀筋、大腿筋膜張筋などのつながりのある筋もゆるめ
腸脛靭帯を緩めた後は「触らなくても痺れを感じなくなった」とのことでした。

もう終わりにしようと何気なく膝下の腓骨を触ると飛び上がるほどの痛みがあるとのこと。
もう終わろうとしているときに触らなくては分からない別の隠れていた痛みを見つけ
時間外ではあったが少し操作をして終わりにしました。

通常十分な操作をして周辺が解れると関節のアライメントが整い時々パッキンとした音が発せられることがよくあります。

その時はもう終わりかな?と思い確認のために立ってもらうときに腰部あたりからパキンとした大きな音が聞こえたためもういいのではと思い股関節から足首まで撫でさすったところ

腓骨周囲に痛みが残っていることが分かったのでした。

「もう終わりになります」と言った後に痛みを見つけたことにかえって不安を与えてしまったようで脚の痛みが残っていたことに(触らないとわからない痛みです)
あまり納得していただけないようなお顔をされておかえりになりました。

たぶん楽しみにしている長距離のランニングに不安を与えたのではと思います。

このように同じ筋膜ライン上に筋硬結などが残っている場合、一時的に痛みが
感じなくなっても痛みの戻りが起こる場合があります。
 
「もう一度施術をする必要があるのかもしれませんが様子を見て痛みがあるようなら
いらっしゃてください」とお話をしましたが┅

その後のランニングが上手くいったのか?結果は分かっていません。

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