2017年3月20日月曜日

開業して生き残るのは10%未満と言われる厳しい世界

石川県羽咋郡宝達志水町に住むあんま・指圧・マッサージ師の橋詰です。
私は11年前に脱サラして東京の長生学園に入学して国家資格を取得しました。
開業すれば自由な世界が広がり毎日が楽しいだろうと気楽に考えていましたが
自由はあってもお客さんが来なければお金にはならず、時間をもてあましていました。
それでも羽咋市の旭町の北国銀行支店前に店舗を借りて開業したせいもあってギリギリの生活ができていました。お店を開いていると色々な方がやって来られます。身体障害の方が上司と同行して植物図鑑や定期購読の小冊子を販売に来られたり(営業は大変だな~と思い、1度買ってみたが2度目のお一人でこられた時は余裕がなくて買えませんでした。)また、たまに来られる常連さんで、観光施設に務められている従業員の方から「夕方からホテル施設内でマッサージをしてもらえないか」と言われ生活が楽になるのならと思い支店長に面接の行きました。支店長は歩くときに股関節の痛みがあってゴルフが楽しめないとのことでしたので長生の股関節の施術を行うとその場で痛みが改善したため即採用になりました。大きなフロアーの一角を仕切るため自己負担で20万以上する衝立を設置してお客さんを待っていたが、来る人は1日に2人も来ればいいほうで一ヶ月で来ない日が半分ぐらいあり夕方の6時から夜の11時までの5時間ただ座っていることのほうが多く割に合わないと思い続けませんでした。治療院経営は3年経っても売上は増えもせず、かと言って減りもせず、どうしたことか〜と悩んでいるところに一枚のはがきが目に止まりました。羽咋市で開業なされている治療師で保険によるお仕事を一緒にしませんか?医師から患者様を紹介します。その葉書を見て少しでも生活の足しになるのならとその業者に登録をしました。午前中の開いている時間のみ引き受けますとのことで始めたが、訪問マッサージの依頼が多くなってきて店舗にあまり居れなくなってしまい、徐々に訪問中心の業務になっていってしまいました。最近は訪問の仕事が減ってきたため、今は店舗と訪問マッサージの業務が半々になっています。(訪問は一度引き受けると簡単に断れないため自然に減るのを待って自宅で営業したいと考えています。)


 近くの千里浜海岸、車で海岸線を長く走れるところです。

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